平成28年度 河川出前教室を行いました!(秣小学校)
河川出前教室の目的
大分県中津土木事務所では11月18日の土木の日に関連する行事として昨年度から『河川出前教室』を行っています。
平成24年7月の九州北部豪雨により多くの被害を生じた地区周辺では河川を拡げる工事を実施しています。(ハード対策)
これと合わせて周辺の小学校を対象に水害の怖さや治水対策の必要性についての理解を深めてもらい、川の生き物に直接触れることで河川を身近なものに感じてもらう啓発活動を行っています。(ソフト対策)
今年度は周辺で犬丸川の河川改修を行っている地区の中津市立秣小学校にお邪魔して河川出前教室を行いました。
平成28年度実施日時、場所
実施日時:平成28年11月25日(金曜日)
実施場所:中津市立秣小学校 4年生、6年生
ミニチュア河川模型
今年の教室では河川改修の必要性を説明するミニチュア河川模型をリニューアルしました!
この模型では実際にポンプで水を流すことにより、以下のことを再現することが可能です。
・堰による田畑への取水
・固定堰の可動堰化による効果
・流量を増やすことによる、洪水時の河川状況や周辺の浸水状況
・ボトルネックとなっている橋梁の改修(橋脚数を減らす)による効果
・河床掘削による河積の拡大効果
○ ミニチュア河川模型(レゴブロックを使用) ○
河川の生き物
周辺の川から魚などを捕まえ、実際に触れてもらいます。
教室終了後は元の川に放流しています。
○ たくさんの魚がとれました ○
○ なまずや亀にも触れてもらいます ○
出前教室の実施状況
1.土木の日の説明
2.河川工事の必要性
九州北部豪雨時の状況
犬丸川道路関連事業等の説明
3.河川環境について
犬丸川に生息する魚類等を説明
4.模型実験体験と生物との触れ合いタイム
模型を動かしての説明や生物に直接触れ合ってもらいます
○ 真剣に話を聞く子供たち ○
○ 川に生息する魚類等を説明しています ○
○ 新規採用のT技師が模型の説明をしました ○
○ 魚を直接触ってもらいました ○
○ うなぎも捕まえました ○
○ 水槽の魚にも触れてもらいました ○
○ めじろんも子供たちに大人気でした ○
○ 集合写真です ○