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大分県では、起伏に富んだ地形や多様な海岸など、恵まれた地勢を活かして「ねぎ」や「ベリーツ」「おおいた和牛」「うまみだけ」「かぼすブリ」など、『大分の顔』となる「The・おおいた」ブランド産品を数多く生み出してきました。
現在は、魅力的で元気な産地づくりに取り組むとともに「おおいた=美味しい・食べたい」というイメージの発信を強化し、県内外での新たな販路開拓を、「オールおおいた」の体制で推進しています。
県では、これまで消費者のニーズに合ったものを作る「マーケットイン」の発想のもと、市場が求める「量」と「質」を提供するため、県全体で統一したブランドづくりを進めてきました。数多く生み出されてきた『大分の顔』となる「The・おおいた」ブランド産品は、県民の皆さまに親しまれています。関西などの大消費地でのシェアや取扱いの拡大も進めています。
「The・おおいた」ブランドの詳細はこちらから
西日本最大の産地。夏場は「高原地域」、冬場は「平たん地域」でのリレー栽培により、一年中味わうことができます。小ねぎを含むねぎ類は、令和5年産出額が100億円を突破するなど、県を代表する園芸品目として成長を続けています。
豊後牛が誕生して百年目の年に生まれた「おおいた和牛」。おおいた豊後牛の中でも、米やビール粕などを与えて育てられた肉質4等級以上のものだけを選んだ逸品です。きめ細かい霜降り、とろけるような味わいが特徴です。
全国品評会で26年連続・通算58回も日本一に輝く「乾しいたけ」は、大分県を代表する産品です。乾しいたけブランド「うまみだけ」は、うまみや香りの特徴により、 8つの品種に分かれています。好きな品種を選ぶ楽しさがあり、乾しいたけ界を盛り上げています。
大分県が誇るブランド魚 「かぼすブリ」。「味よし、香りよし、見た目よし」の三拍子がそろった自慢の逸品です。大分特産のかぼすを餌に混ぜて育てることで、脂はしつこくなく、かぼすの爽やかな香りで、さっぱりと食べやすいのが特徴です。
『大分の顔』として育ってきた品目を中心に、「旬」や「味力」をつなぎあわせ、「オールおおいた」として一体的にPRや販路開拓を県内外で取り組んでいます。
県産県消の推進
県産品の旬やおいしさを、県民はもちろん、大分県に来るお客さまにも食べていただく機会をさらに増やそうと、県産県消の取組を進めています。
県産品を使用した料理を年間通じて提供する飲食店等を「とよの食彩愛用店(地産地消推進店)」として登録することにより、県産品の消費拡大と消費者への地産地消のPRを行っています。
詳細はこちらから
https://theoita.com/syokusaiaiyou/
おおいた和牛をはじめとした県産食材を取り扱う宿泊施設の拡大に向け、県内の25施設で、「味力(みりょく)発見! おおいた旅ごはんフェア」を開催しています。参加宿泊施設では、提供している県産品の特徴の発信も行われています。
県産品の認知度向上と消費拡大を図るため、各店舗の売り場で、新たなロゴを使って大分県産品の旬や県産県消の取組のPRを行っています。
ゆかりのある企業と連携した販路開拓
県とゆかりのある大手企業等のネットワークを活かした販路開拓にもチャレンジしています。
大分県産焼酎と大分県産「かぼす」とをコラボし、大分流の焼酎の飲み方を提案する飲食店フェアが東京都内で開催されています。(開催期間9月30日まで)
大消費地等でのPR・産地招へい
関東や関西、福岡など、大都市圏の量販店等で県産食材のPRを行っています。今年度は、大阪・関西万博をきっかけとして、万博会場内やJR大阪駅周辺でPRを行いました。また、飲食店のシェフ等に県産食材の味力を知ってもらい、利用拡大につなげるために生産現場を訪ねてもらう産地招へいにも取り組んでいます。
トップセールス
今年2月、京都市場において出荷最盛期を迎える大分県産オリジナルいちご「ベリーツ」をはじめとする農産品をPRするとともに、京都の大手量販店における「おおいたフェア」で、「おんせん県おおいた」のPRとあわせ農林水産物の味力アピールを行いました。
(問)おおいたブランド推進課 097-506-3635