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新時代おおいたNo.129

印刷用ページを表示する掲載日:2020年2月20日更新

新時代おおいた129号

【HTML版】

特集1 ひとを守る くらしを守る くらしを支える~水とともに生きる~

特集2 魅力ある、もうかる農業の実現に向けて

風紋 農業用水路を拓いた偉人たち

インタビュー 警察官になろう

心ひらいて/まず野菜、もっと野菜

【PDF版】新時代おおいたNo.129 [PDFファイル/9.5MB]

【電子書籍版】おおいたイーブックスのページへ(外部サイトへリンク)

特集1 ひとを守る くらしを守る くらしを支える~水とともに生きる~

稲葉ダム

 近年の異常気象により、数十年に一度と言われるような大雨が多発しています。こうした洪水から県民の命とくらしを守るため、堤防や護岸などの整備、治水ダムの建設を進めています。これらの対策とあわせて、いざという時に適切に避難してもらうよう、雨量や河川水位などの防災情報の発信にも取り組んでいます。

治水対策

県では、3つの柱を組み合わせた治水対策を行っています。

1 ながす

雨水を速やかかつ安全に流すため、河川の拡幅や堤防、護岸の整備を行っています。

(工事前)

小野川工事前

平成29年の九州北部豪雨で被害のあった小野川(日田市)

(工事後)

小野川工事後

川幅を広げ、護岸工事を行った。

2 ためる

治水ダムの建設や雨を一時的に溜める遊水池の整備などを行っています。

3 そなえる

早期の避難行動につなげるため、雨量や河川の水位、ダムの状況などの情報を県HPで発信しています。

雨量・水位観測情報 ←ここから

身を守るポイント

● 日頃から身の回りの危険に対する備えをしておく
● 豪雨が想定される際の情報収集を行う
● 危険が迫った際は命を守るため早めに避難する

 玉来ダム

 竹田市の一級河川大野川水系玉来川に玉来ダムを建設中です。竹田市は山に囲まれ、市街地は河川が扇の要のように集中する特異な地形です。そのため、市街地を貫流する玉来川と稲葉川は、度々洪水被害をもたらしてきました。昭和40年から治水対策として河川改修を実施してきましたが、昭和57年と平成2年の豪雨で多大な被害が発生したことを契機に稲葉ダム・玉来ダム建設と河川改修を組み合わせた治水対策を行うことになりました。
 土木技術の粋を結集して建設を進め、全国的にも注目されています。平成31年3月には定礎式を行い、安全と環境に配慮しながら早期完成を目指し着々と工事を進めています。
 洪水時以外はダムに水を貯めない流水型ダムのため、普段は川の状態が保たれ、自然に近い循環が維持されます。

(建設中の玉来ダム)

建設中の玉来ダム

(玉来ダム完成予想図)

玉来ダム完成予想図

 大分川ダム(ななせダム)

  大分川水系の七瀬川上流に大分川ダムが建設されました。大雨に備えた洪水調整や水道用水の確保、川の水量を保つための河川環境用水確保の目的を持っています。周辺には道の駅もオープンし、地域の活性化も期待されています。

 ダムの役割

●治水ダム…下流地域の大雨による洪水被害を軽減する。ダムに水を貯め、川の流れをコントロール。
●利水ダム…ダムに水を貯め、農業用水、水道用水、発電のための発電用水などに使用。
●多目的ダム…治水と利水の両方を目的としたダム。

 ダムに遊びに行きませんか?

 洪水を防ぐだけではなく、迫力満点のダムはレジャーにもぴったりです。自然にふれあいながら、ダム散策してみませんか。

 行入(ぎょうにゅう)ダム

  周囲には国東独特の六郷満山文化が数多く残り、その風土と文化や景観に調和した、大分県で唯一のシビックデザインダム。周辺にはかっぱ広場やほたる谷などを整備し、四季折々の自然を楽しみながらダム湖の周り約3キロ(徒歩30~40分)をのんびりと散策できます。上流にはパークゴルフ場、下流には悪さをしたカッパを行入寺の和尚が戒めたという伝説が残るカッパ淵があります。
所在地:国東市国東町横手

行入ダム行入ダム

北川ダム

 大分県で初めての多目的アーチ式コンクリートダムで五ヶ瀬川水系では最大規模。宇目町に伝わる「宇目の唄げんか」から名付けられた唄げんか大橋が架けられ、自然やエメラルドグリーンの湖面にみごとに調和しています。橋のたもとには道の駅宇目、周辺には藤河内渓谷があります。
所在地:佐伯市宇目大字南田原

北川ダム北川ダム

 問 河川課 097-506-4597

 豊かな水を生かす

 大分県企業局は、県が経営する地方公営企業です。企業局では、県内の豊かな水を生かして、電気事業と工業用水道事業を行っています。

 電気事業

  豊後大野市の大野川発電所をはじめとする12の水力発電所、1つの太陽光発電所で発電を行い、九州電力株式会社に売電しています。発電だけでなく、他の事業者と連携することで公共の福祉の増進を図っています。

 連携業務

○多目的ダムの洪水調整などの治水業務
○別府市への上水道原水の供給
○土地改良区などへの農業用水の供給

発電所をリニューアルします! 

 運転開始から70年を基準に、老朽化の状況等を踏まえて発電所を全面改修しています。改修後は、FIT(*)による電力の売電契約に移行することで安定的にエコエネルギーの供給を継続していきます。将来にわたり事業を継続していくために必要な取組です。

*FIT…水力などの再生可能エネルギーからつくられた電気を、電力会社が国で定めた価格で買い取る制度。再生可能エネルギーの普及を目的として開始された。

 大野川発電所リニューアル

 昭和27年の運転開始から60年以上が経過した大野川発電所は、企業局が所有する発電所の中で最も古く、今日までクリーンな電力を供給し、地域の発展に貢献してきました。令和3年度の運転再開を目指して、リニューアル工事を進めています。

(工事前)

大野川発電所工事前

(工事中)

大野川発電所工事中

(完成予想図)

大野川発電所完成予想図

最大出力10,100kW
地上3階・地下3階建

工業用水道事業 

 大野川の水を判田・大津留の浄水場で浄化し、大分市内の各企業へ供給しています。大分市の横尾浄水場に上水道の原水を送水するなど、大分市水道事業と連携しています。

企業局の施設を見学してみませんか? 

 学校などの団体を対象に発電所や浄水場などの施設見学を随時受け入れています。
見学可能日:月曜日~金曜日(祝祭日、12月29日~1月3日の年末年始は除く)
お気軽にお問い合わせください。

問 工務課発電管理班 097-534-6771


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