epi.46 働く女性応援企業　株式会社 else if を取材しました！

勤務時間や働く場所、雇用形態の選択肢が広がり、ウィズコロナという未曽有の外部環境も相まって、私たちの働き方は着実に多様化しています。2015年8月に福岡で創業し、2020年にはおおいたオフィスを開設して着実な成長を続ける株式会社else ifは、多様な人材による多様な働き方を実践しているIT企業です。

今回は、おおいたオフィスの拡充を目的とした採用。自分らしく働ける環境をお探しの方へ、またとない実力発揮のチャンスをご紹介します。

現在、システム営業を担当している藏田和美さんにお話を伺いました。藏田さんは同社で最初の女性社員。具体的には、プロジェクトごとに必要なIT技術者を、関連会社や他社と情報交換しながら手配する仕事です。年々、人材不足が深刻化しているIT業界において、同社が順調に業績を伸ばしているのは、プロジェクトを順調に進められるIT技術者をタイムリーにコーディネートできているからです。

「IT業界の人材不足は構造的な課題で、企業の枠を超えて各社が互いに協力しながら、人材を補完し合うのが一般的になっています。言い換えるなら、さまざまな顔ぶれのコラボレーションでプロジェクトを進めるのが、あたりまえになりました。IT技術者にとっての魅力は、常に新たな技術的課題に向き合うことで実力を磨くこと。私たちはあらゆるプロジェクトを手がけています。自分の能力を生かしながら経験を積みたい人にとっては、魅力的な環境だと言えます」と、蔵田さん。

髙森啓二社長をはじめ、中核メンバーにSIer＜エスアイアー＞出身者が多いため、ニアショア開発を含め、依頼される案件は上流工程から下流工程まで幅広い点が特徴です。プロジェクトの進捗状況を肌感覚で味わえる組織の規模も、働く手ごたえが感じられる大きな要因です。

同社が手がけるプロジェクトでは、障がい者雇用促進に取り組む関連会社・株式会社カムラック（本社・福岡市）との提携で、障がいのある方が何人も活躍しています。また、開発経験が豊富なシニア世代も、経験を生かしながら生き生きと働いています。同社メンバー26名の顔ぶれも20歳代から60歳代までと幅広く、一人ひとりの個性に合わせて実力が発揮できる企業です。

もちろんジェンダーフリーの時代である現在、蔵田さんをはじめ女性メンバーも自分らしさを発揮しながら、それぞれの場で輝いています。男女を含めて育休取得者はまだいませんが、制度は完備しているので希望があれば万全のバックアップをお約束します。 勤務時間につきましても、それぞれの状況に応じて時短勤務など選択が出来、家族の介護や子育てと仕事を両立させています。フルタイム以外の働き方も、同社では自由に選択できるのです。

「今や女性、シニア、障がいの有無といったプロフィールに関係なく、意欲と能力がある人が自分に合った働き方を自由にデザインする時代です。当社は、多様な人材が集まることで起きる化学反応を、新しい発想やイノベーションにつなげたいと考えています。多様性のある働き方を実践して社会の課題を解決しつつ、新しい価値を生み出す企業でありたいですね」。

今回、貴女をお迎えするおおいたオフィスには現在、男性3名、女性1名の4名が勤務しています。福岡本社から女性社員が大分へ出張に訪れることも多いため、その際はおおいたオフィスが普段よりにぎやかな雰囲気になるそう。福岡本社で実践している｢多様な働き方｣を、大分でもぜひ確立したいと考えています。

「これまで、働く上での不自由さを一度でも感じたことがあれば、ぜひ話を聴かせてください。自分のペースで楽しく仕事がしたい、家庭生活と仕事を両立したいなど、それぞれの事情や希望と照らし合わせながら、どうしたらそれが実現できるか一緒に考えましょう」と呼びかける、藏田さん。

プログラミング用語のelse if（「あの条件には一致しないけど、この条件には一致する」という意味）を社名に冠した同社は、無限の可能性を追求するITプロフェッショナル企業です。そこに込められたスピリットは、人財に対しても同じ。仲間として一緒にやっていきたいと思える方には、働く環境を徹底して整えることで実力を存分に発揮して欲しいと願っています。

「大分県は、ITや宇宙開発など先端技術分野との相性がとても良い地域です。ぜひ私たちの大分での事業展開に、貴女の力を貸してください」。 既存の価値観を打破し、新たなチャレンジや多様性を尊重する、株式会社else if。働き方を自由にデザインできる企業だからこそ、自分を律しながら目的意識をもって自分の道を歩もうとする人を応援します。