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県民ひろば1 大分の豊かな森林を未来へ~森林環境税10年~

印刷ページの表示 ページ番号:0001024607 更新日:2016年2月2日更新

 県土の72%を占める本県の森林は、私たちの生活に必要な木材やしいたけ等を供給する貴重な資源であるとともに、水源のかん養・土砂流出防止・二酸化炭素吸収による地球温暖化防止等の公益的機能を発揮し、県民の安全・安心な暮らしを守っています。県民共通の財産である森林を、県民みんなで支えていく森林環境税がスタートして10年が経ちました。

森林環境税とは?

 森林環境税は、県民の皆さんのご理解とご協力のもとに大分の豊かな森林を守り育てるため、平成18年度から導入された大分県独自の県民税です。この税収は、荒廃した森林の整備や、県産木材の利用促進、森林環境教育の推進などに活かされています。

◆税額(年間)/個人:500円 法人:1,000~40,000円

◆税収(単年度)/約3億2千万円

活用事例

(1)    災害に強く、生物多様性に配慮した森林の整備
人工林整備 竹林整備

(2)    低炭素社会に向けた森林資源の確保と循環利用
再造林学校木造化

(3)    県民参加の輪を広げ、次世代へつなぐ取組
森林ボランティア森林環境教育

主な取組事例

◆荒廃した森林の強度間伐  間伐面積…1,000ha(H18~26)

◆流木発生を未然に防ぐ河川沿いの人工林整備…99ha(H25~26)

◆荒廃した竹林の整備…122ha(H22~26)

◆シカ被害防止対策による農林業被害額の減少…129百万円(過去最高H15)→67百万円(H26)

◆林業適地における低コスト再造林の推進…1,850ha(H22~26)

◆幼稚園、小中学校等の内装木質化…50箇所(H18~26)

◆県産木材の海外輸出…88,078㎥(H21~26)

◆森林ボランティアの登録人数…583人(H18)→2,444人(H26)

◆森林ボランティア活動参加者数…12,902人(H26)

◆森の先生派遣による森林体験児童数…16,952人(H19~26)

 

県では、森林ボランティアの登録制度を設けており、活動していただける個人、団体を募集しています。

お問い合わせは、大分県森林づくりボランティア支援センターまで。

☎097-578-8151

「大分県森林づくりボランティアセンター」のページへ(外部サイトへリンク)

森林環境税3期目のスタート

 森林環境税は、5年ごとに制度の見直しを行っています。2期目の最終年度にあたる今年度は、有識者からなる大分県森林づくり委員会の開催をはじめ、県民アンケート調査やパブリックコメントなどを行い、広く県民の皆さんからご意見をいただきました。アンケート調査では、およそ8割の方から「課税期間延長に賛成」の回答をいただくなど、県民の皆さんのご理解とご協力のもとに、来年度から3期目の取組をスタートします。

問 森との共生推進室 ☎097-506-3872