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インタビュー 誰もが自由に表現を楽しむ場「おおいた障がい者芸術文化支援センター」オープン

印刷ページの表示 ページ番号:0002083020 更新日:2020年1月16日更新

インタビュー 誰もが自由に表現を楽しむ場「おおいた障がい者芸術文化支援センター」オープン

 昨年度行われた「全国障害者芸術・文化祭おおいた大会」の盛り上がりと成果をさらに発展させるための障がい者アート活動の拠点施設「おおいた障がい者芸術文化支援センター」が昨年11月10日、大分県芸術文化スポーツ振興財団内にオープンしました。
 今回は、吐合紀子センター長にお話を伺いました。

吐合紀子さん

おおいた障がい者芸術文化支援センター センター長 吐合紀子さん

特別支援学校の美術教師などを経て福祉施設で相談員を20年行う。「元気の出るアート!」をはじめ、作品展やワークショップ、イベント、研修会などの企画運営に携わり、多くのアーティストや作品を発掘。障がい者の芸術文化活動を長く支援してきた。

Q  施設の概要を教えてください。
A  障がいのある人やそのご家族、支援者などの相談に応じて、様々な機関や人をつなげるサポートを行います。また、地域の中で芸術文化活動を楽しめる場の提供や、展示会・舞台公演など、表現を発表する機会を作ります。鑑賞を気軽にできる環境の整備、イベントやアーティストの情報収集・情報発信、障がいのある人の活動をサポートする人材の養成研修など、様々な面から芸術文化活動を支援していきます。

Q  どのような施設にしていきたいですか。
A  これまで、障がいのある人が芸術に親しむ環境や機会はあまりありませんでした。芸術を身近に感じてもらうことで、充実した毎日を送るきっかけになればと思っています。そういう支援をしていくためにも、まずは多くの方にセンターのことを知っていただきたいです。当事者の方はもちろんですが、支援する施設や学校、関係している人たちの駆け込み寺になればと思っています。
センターでは、障がいのある作家が小学生とワークショップを行う交流事業も実施します。子どもの頃から障がいのある人と自然に関わっていくことが大切です。芸術文化活動を通して、障がいのあるなしに関係なく、誰もが楽しく生活を送れるよう、つなぎ役になりたいですね。

作品

 今後のイベントを教えてください

 「おおいた障がい者アート展vol.1 日常のアート」を開催します。県内で活躍する36人のアーティストをはじめ、先進的な取組を行っている滋賀県の「やまなみ工房」の作品などを紹介します。日常生活の中で生み出した、生き生きとした作品と表現をぜひご覧ください。

日時/2月5日(水)〜2月16日(日)
     10:00〜18:00(最終日は17:00)
場所/大分県立美術館3階展示室B

入場無料

日常のアート

おおいた障がい者芸術文化支援センター
(大分県芸術文化スポーツ振興財団内)
住所:大分市高砂町2番33号 iichiko総合文化センター4階
問 097–533–4505(平日9:00~17:00)