ページの先頭です。 メニューを飛ばして本文へ
現在地 トップページ > 新時代おおいたのページ > おおいたゆかりの図書 心ひらいて とよの国の食彩

本文

おおいたゆかりの図書 心ひらいて とよの国の食彩

印刷ページの表示 ページ番号:0001024605 更新日:2016年2月1日更新

 おおいたゆかりの図書

『たつのこたろう』

松谷 みよ子/文 朝倉 摂/絵

講談社

2010年

1,600円(税別) 

 この作品の絵を描いた朝倉摂は、豊後大野市朝地町出身の彫刻家・朝倉文夫の娘として、大正11年に東京で生まれました。10代から日本画を学び、才能を大きく開花させます。その後、活動の場を舞台美術へ移し、演劇や歌舞伎、オペラなど、幅広い分野で活躍しました。また、日本の昔話を中心に絵本も手がけています。

 『龍の子太郎』は日本の民話をベースにして創作された、雄大な冒険物語です。昔から子どもたちに愛されてきたこの作品の世界が、朝倉摂の力強く美しい絵でいきいきと描かれています。

たつのこたろう

 

心ひらいて  いのちの誕生をみんなで応援

 妊娠・出産に伴って肉体的・精神的な嫌がらせを受けるマタニティ・ハラスメントが問題になっています。妊娠していることが配慮されずに過重な仕事をさせられたり、「休めていいな」などと嫌みを言われたり、出産後は復職するつもりだったのに退職を迫られたり。

 その一方で、社内に託児所を設ける、子連れ出勤を認める、復職後も短時間勤務や同じ業務に取り組めるようにするなど、女性が安心して子どもを産み、気持ちよく復職できるよう、いろんな配慮をしている企業もあります。

 また、お母さんと赤ちゃんにやさしい社会を目指して作られた『マタニティ・マーク』ですが、つけていても座席を譲ってもらえないばかりか、いやみを言われる、押される、といった被害を受けることがあるそうです。このため、あえてこのマークをつけない女性も多いと聞きます。妊娠していることを理由にいじめられる、嫌がらせを受ける。なんて悲しいことでしょう。

 小さな小さな命が、この世界で大きく育つよう、みんなで応援する、そんな社会を作りましょう。


【関連ページ】 ようこそ こころちゃんの部屋へ!!

こころちゃん画像

 

とよの国の食彩 里いもシチュー【豊後大野市】

里いもシチュー

 のびやかな大地と肥沃な土壌から「大分の野菜畑」と呼ばれるほど、多彩な野菜が栽培されている豊後大野市。中でも里いもは、生産量・栽培面積ともに県内一を誇ります。
 今回は、旬の里いもと冬野菜で作るクリームシチューのレシピを豊後大野市役所栄養士の友永恵子さんに教えていただきました。ポイントは、白菜から水分が出るため、水を少なめに調理すること。手づくりのルーは塩分控えめで、里いものしっとりした食感がクリームの風味によく合います。いつもとひと味違うシチューを今週の献立に加えてみませんか。

材料(4皿分)

バター…大さじ1、小麦粉…大さじ2強、牛乳…140ml、
水…560ml、コンソメの素…1個(6g)、塩こしょう…少々、
サラダ油…小さじ2、鶏もも肉…200g、白ねぎ…200g、
里いも…200g、にんじん…60g、白菜…200g

調理方法

(1) バターを器に入れ、レンジで(600W、ラップなし)10秒ほど温め柔らかくして練り混ぜ、小麦粉を加えて混ぜる。

(2)厚手の鍋にサラダ油を熱し、一口大に切った具材を焦がさないように中火で炒める。

(3)水を入れてアクを取り、具材が柔らかくなるまで弱火で煮込み、コンソメを入れる。

(4)牛乳を加えて沸騰させないように温める。

(5)いったん火を止め、(1)で作ったルーを入れてよく混ぜる。

(6)再び火をつけて弱火で混ぜ、塩・こしょうで味を調える。とろみがついたら出来上がり。

 取材協力 

豊後大野市役所農業振興課 ☎ 0974-22-1001(代表)

ホームページで里いもを使ったレシピ集を紹介しています。
ぜひご覧ください。
豊後大野市農業振興課のページへ(外部サイトへリンク)