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特集2 ふるさとの豊かな自然を子どもたちへ

印刷ページの表示 ページ番号:0002106899 更新日:2020年7月16日更新

特集2 障がいのある人もない人も笑顔で働けるおおいた県 
 ~プラスチック製買物袋の有料化~

 県では、ふるさとの豊かな自然環境を守り、未来の子どもたちへ引き継ぐため、身近な環境活動を通じて、地域を活性化する「おおいたうつくし作戦」を県民の皆さんと一緒に、展開しています。 

み(海、河川、干潟)
ち(土、大地、温泉)
うき(大気、風)
んりん(豊かな自然)

うつくし作戦マーク   

 「おおいたうつくし作戦」の下、環境保全活動、地球温暖化防止対策、3R(リデュース・リユース・リサイクル)、環境教育などを推進していますが、今回はその中の「プラスチック製買物袋の有料化」の取組を紹介します。

国の取組

国は今年7月1日より全国一律でプラスチック製買物袋(いわゆるレジ袋)の有料化をスタートさせました。

プラスチックは、私たちの生活に非常に便利な素材ですが、製造過程や廃棄時に地球温暖化の原因となっている二酸化炭素を発生させます。また、海に流れれば海洋プラスチックごみになり、自然環境に悪影響を与えてしまいます。

 今回の有料化の最大の目的は、「外出の際は必ずマイバッグを携帯する」というように一人ひとりが普段のライフスタイルを見直し、不必要なプラスチック製買物袋の削減、ひいては海洋プラスチックごみ問題をはじめとする環境問題解決の第一歩とすることにあります。

【対象となる買物袋】
 購入した商品を持ち運ぶための、持ち手のついたプラスチック製買物袋。
 環境性能が認められ、国の基準を満たすものは対象外となるものがあります。

県の取組

 このような国の動きに先駆け、大分県では平成21年から、県内スーパーなどと協定を締結し、レジ袋無料配布中止の取組を開始し、マイバッグキャンペーンなどで普及啓発を行ってきました。

 県民の皆さんのご協力のもと、協定事業者の店舗での平均マイバッグ持ってくる率は常に80%を超え、令和2年3月末現在で取組開始からの削減枚数は9億100万枚となりました。
 地球温暖化防止、資源の節約、廃棄物削減のため、今後も引き続き、プラスチック製買い物袋の削減について、県民の皆さんのご協力をお願いします。

エコ助

株式会社新鮮マーケット管理部人事総務課 疋田真也課長に話を伺いました

 新鮮マーケット 疋田課長
 弊社では、平成21年に大分県、市町村、消費者団体と「レジ袋無料配布中止」の協定を締結して以降、レジ袋の削減に取り組んできました。当初は、お客様から厳しいご意見をいただくこともありましたが、店内放送などを行ううちに、ご理解をいただくようになり取組が定着していきました。

 レジ袋を販売することで生じた収益金は、県や市町村を通じて、環境に関する絵本の配布や環境劇の上演など、環境保全活動を目的とした活動に使われています。子どもたちからお礼の手紙が届くこともあり、読むと取り組んでよかったと思います。

 また、単にレジ袋の使用量が減ったというだけではなく、ごみを分別して削減していこうと我々の意識も変わってきました。お客様から「トレーの回収をしてほしい」という声もあり、回収箱を設置することにしたんです。お客様の環境への意識も高まっているのを感じますし、レジ袋無料配布中止がごみ削減への第一歩となっているのだと嬉しく思います。今後は過剰包装の削減や生鮮食料品用のトレーの回収などを積極的に行っていくなど、環境により一層配慮し、事業者としての責任を果たしていこうと考えています。

ローソン大分県庁店 黄暁秀店長に話を伺いました

ローソン黄店長

ローソン大分県庁店は、県庁職員の方のみならず、近隣にお勤めの方、お住まいの方にご利用いただいています。当店では、全国での7月1日からのプラスチック製買物袋の有料化を前に、4月20日からレジ袋配布廃止の取組を始めました。

 マイバッグをお持ちでないお客様には、「次回からマイバッグをお持ちください。」と会計の際にお声掛けをしました。取組を始めて2週間を過ぎたころから、多くのお客様にマイバッグをお持ちいただいたり、使用済みレジ袋を再利用いただいたりするようになりました。事前にお知らせし、店頭でのお声掛けをすることで、マイバッグの習慣が根付いてきたように思います。

 レジ袋削減は、環境面でも良いことですし、お客様にご協力いただけてありがたいことだと感じています。

おおいたうつくし推進隊、うつくし隊を募集しています

県では、地域などで積極的に環境保全に取り組む団体を募集しています。

おおいたうつくし推進隊・・イベントや環境教室の開催など、地域と共にうつくし作戦の牽引役となるような活動を行う5人以    上の団体。
うつくし隊・・・・・・・・・・・・・職場や学校などで身近な活動に取り組む団体。人数要件はありません。

 おおいたうつくし推進隊やうつくし隊の活動は県ホームページやフェイスブックで紹介しています。

推進隊    うつくし隊

  問:うつくし作戦推進課 電話 097-506-3036