ページの先頭です。 メニューを飛ばして本文へ
現在地 トップページ > 新時代おおいたのページ > 特集2 大分から発信! アスリートの舞台

本文

特集2 大分から発信! アスリートの舞台

印刷ページの表示 ページ番号:0002149099 更新日:2021年9月15日更新

大分から発信! アスリートの舞台

大分国際車いすマラソンの写真
第40回記念大分国際車いすマラソン
令和3年11月21日(日)10:00〜県庁前スタート

 「東京2020オリンピック・パラリンピック」で繰り広げられた数々の熱戦では、アスリートと私たちが多くの感動を共有しました。
 そしてこの秋、大分のパラスポーツの代表とも言える「第40回記念大分国際車いすマラソン」が開催されます。国内外のトップ車いすアスリートがチャレンジする世界最高峰の大会として、今では世界にその名を馳せる夢の舞台です。
 今回は、大分から世界に発信するアスリートの舞台、その見どころをご紹介します。

車いすマラソンの様子

 「大分国際車いすマラソン」は、1981年国連国際障害者年の記念行事として行われた、世界初の車いす単独のマラソン大会です。日本パラリンピックの父・中村裕博士(別府市出身)が開催に力を尽くし、第1回大会には、14の国と地域から117名の選手が出場しました。
 それから38年を経た第39回大会では、海外17の国と地域、国内29都道府県から計210名の車いすアスリートが出場しました。また、昨年度は国内選手が出場した「大分車いすマラソン2020」が開催され、総勢99名の選手が自らの限界に挑戦する姿は、大きな感動を呼び起こしました。
 一方、大会を語る上で、選手と並んで欠くことができないのが、大会ボランティアと沿道からの応援です。
 大会ボランティアは、企業や学校など、さまざまな団体から、安全で着実な大会運営のため結集します。通訳をはじめ、会場設営、案内、沿道の清掃など、陰になり日向になって選手を献身的に支え続けてきました。
 そして、レースの最中、声の限りに送られる熱い声援もまた、選手を奮い立たせる原動力です。こうした心と心の交流は、大会本番だけでなく、地元商店街でのパレードや学校訪問などを通じて、長きにわたって続いています。
 すべての人が互いを思い合い、垣根なく、ともに生きていく社会の実現に向けて始まった「大分国際車いすマラソン」。今年も大分らしい熱戦が期待されます。

車いすマラソンの様子

ここが見どころ!大分国際車いすマラソン

❶ 世界記録を有する世界トップレベルの大会

・WPA(世界パラ陸上競技連盟)公認大会であり、大分国際車いすマラソンでの記録は世界公式記録として国際的に公認される
・世界記録
  男子 1時間20分14秒 ハインツ・フライ(スイス)第19回
  女子 1時間35分42秒 マニュエラ・シャー(スイス)第39回

❷ 200名以上の選手が参加する世界最大規模の大会

・パラリンピックは50名ほどの選手が出走
・大分県庁前の国道を全車線使って一斉にスタートするシーンは壮観で美しく、見る者を圧倒する
マラソンのスタート

❸重い障がいのある選手も参加できる大会

・首の位置で脊髄を損傷し、上半身にも重い障がいのある
  選手も参加している
・現在のパラリンピックでは、重い障がいのクラスのマラソンは実施されていないため、重い障がいのある選手にとっては貴重な国際大会となっている

❹多くの団体やボランティアの協力で成り立つ大会

・2,000名を超える協力者・協力社が大会運営を支えている
・ボランティアをはじめ大分県民のホスピタリティは世界一と言われる
外国人選手

コース変更

 今年度は下記のとおり走行コースを変更します。当該コースに係る交通規制などにご理解・ご協力をお願いします。
コース変更の地図

記念行事

 第40回記念大会に先がけて、パラスポーツのことがもっと知りたくなる行事を開催します
 ※記念行事については、内容を変更する場合があります。

● 大分国際車いすマラソン展「超越者たち」

 「大分国際車いすマラソン」の歩みをはじめ、パラスポーツやアスリート、義肢装具などを紹介します。また、VRで、車いすマラソン選手の視点を疑似体験できます。
日時/10月27日(水)~11月7日(日) 10:00〜19:00
場所/OPAM(大分県立美術館)

● パラスポーツトークショー

 パラスポーツ選手と車いすアイドルという、それぞれの分野で活躍するお二人によるトークショーです。
出演(予定)/中西麻耶(パラ陸上選手) 猪狩ともか(アイドルグループ「仮面女子」)
日時/10月30日(土) 12:00〜16:00
場所/OPAM(大分県立美術館)

問 大分国際車いすマラソン事務局(大分県福祉保健部障害者社会参加推進室)  097-506-2725

新型コロナウイルス感染防止対策

 「新型コロナウイルス感染防止対策ガイドライン」(随時改訂)の規定に基づき、大会開催などの基準を定めています。選手は全員、レース前日及び当日の検査を実施する予定です。また、関係者も大会2週間前から体調管理を行い、当日の検温、事前の検査を義務づけるなど、万全の感染防止対策を講じて開催することとしています。

パラスポーツの灯が大分から東京へ

 県内全市町村で採火した炎を一つにして、大分県の聖火としてパラリンピック会場に送り出す「聖火フェスティバル」が、8月16日(月)、太陽の家で行われました。
パラリンピック聖火フェスティバル
問 東京2020オリンピック・パラリンピック聖火リレー大分県実行委員会事務局(大分県企画振興部芸術文化スポーツ振興課)  097-506-2168

大分ならではの共生社会を発信

 太陽ミュージアム 〜No charity, but a Chance!〜
(別府市大字内竈)

 中村裕博士が創設した「社会福祉法人 太陽の家」がつくった施設です。車いす試乗やボッチャ体験などもできます。これからの共生社会へ情報発信を続けていく拠点であり、地域交流の場です。
太陽ミュージアム
開館日時/月曜日~土曜日10:00〜16:00※入館は要予約となります
HP  http://www.taiyonoie.or.jp

問 社会福祉法人 太陽の家  0977-66-0277