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1月10日(日)、水産資源の保護や海の環境保全などを呼びかけ、水産業の振興と発展を図ることを目的とした『第43回全国豊かな海づくり大会~おんせん県おおいた大会~』(以下、大会)が開催されました。
大会は、天皇皇后両陛下の御臨席を賜る地方公務『四大行幸啓』の一つで、大分県では、昭和56年の記念すべき第1回大会(佐伯市鶴見(旧鶴見町))以来、43年ぶり2回目の開催となりました。
今後も、大会テーマである「つなぐバトン 豊かな海を 次世代へ」を目指し、本県水産業のさらなる振興に努めていきます。
全国の漁業関係者や作品コンクール受賞者などが出席し、第1回大会から受け継いできた豊かな海をさらに次の世代へつなぐため、新たな課題にも挑戦し、これからの豊かな海づくりに取り組んでいく決意を新たにしました。
■両陛下御臨席
■主催者あいさつ(県知事)
■天皇陛下のおことば
「大分は全国でも有数の水産物の産地。⾧年にわたる皆さんの努力に深く敬意を表します。豊かな海づくりの輪が大分の地から全国へ、未来に向けて大きく広がっていくことを願います。」
■表彰式(功績団体表彰・作品コンクール)
■最優秀作文の発表
■稚魚などのお手渡し
■お手渡し容器(別府竹細工)
■海づくりメッセージ(豊かな海づくりに向けた活動実践者からのメッセージ)
■次期開催県(三重県)へ大会旗の引継ぎ
全国の漁業関係者や地元の小学生などが出席し、漁船などによる歓迎パレードや、マコガレイ稚魚とマダイ稚魚の放流が行われました。 放流行事では、第1回大会の開催地である佐伯市鶴見にある松浦漁港と映像中継を行い、豊かな海を次世代へ引き継いでいく思いをこめて、同時に放流を行いました。
■両陛下御臨席
県内3か所で大会の関連行事が開催され、約5万6千人もの方が来場しました。大分市で開催された「豊かな海づくりフェスタ」では、ステージイベントや魚のつかみ取りをはじめ、さまざまな飲食・展示・体験ブースなどが並び、大きなにぎわいをみせました。
(問い合わせ)全国豊かな海づくり大会推進室 097-506-3927