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議長・副議長あいさつ

印刷用ページを表示する 更新日:2022年6月14日更新

議長就任2年目のあいさつ

令和3年第1回定例会閉会日の3月26日に議長選挙が行われ、御手洗吉生議長が選任されました。

第74代議長  御手洗 吉生

議員の写真

 

新型コロナウイルスの感染が大分県で確認され、二年が過ぎました。県民の皆さんには、今後とも危機感を持ち、大分県版「新しい生活様式」を改めて徹底して感染症対策を取られるようお願いします。

県議会としても、令和3年第2回定例会において「新型コロナウイルス感染症対策特別委員会」を設置し、医療現場や県内企業の状況について、調査・研究を進めてまいりました。今年度も引き続き、感染拡大防止、経済活動の活性化、安全・安心な新しい生活様式への対応に取り組んでまいります。

 

さて、私は、令和3年3月に第74代大分県議会議長に就任して以来、二元代表制の一翼を担う県議会として円滑な議会運営や議会改革に取り組んできました。

議会のデジタル化を進めて、オンラインによる委員会を開催可能にすると共に、リモート会議用機器やタブレット型端末を活用し、議会運営のさらなる活性化や効率化を図っているところです。

また、議員提案による「大分県手話言語条例」の制定を受け、令和3年第4回定例会から議会中継に手話通訳を導入し、本年も本会議場にて「手話講座」を開催する等、障がいのある人とない人が尊重しあう大分県の実現に向けて取り組んでいます。

二年目となる本年度も、政策提言や開かれた県議会への取組等、不断の議会改革とともに、県政の発展と県民福祉の向上に努めます。

 

今年度は「第45回全国育樹祭」が本県で開催されるほか、日中韓の文化・芸術の交流を進める「東アジア文化都市2022大分県」が行われます。さらに、大分空港ではアジア初の「宇宙港」開港に向けた準備が進んでいます。こうしたイベントやプロジェクトを成功に導き、活気ある大分県となるよう機運を高めていくことが必要です。

一方、今後想定される南海トラフ大規模地震については、強靱な県土づくりと併せて、県民の皆さんの防災意識を高める取組が重要です。県議会としては、災害で一人の死傷者も出さないようにすることが行政と議員の大事な役割と考え、率先して取り組んでまいります。

そして、こうした取組はもとより、農林水産業や少子高齢化対策を強化するなど、さらなる大分県の発展に向けて県執行部とともに取り組んでまいる所存です。

 

県議会では、令和4年第一回定例会でロシアによるウクライナ侵攻に抗議する決議を全会一致で採択し、ウクライナ大使館へ支援金を贈りました。県内では避難した方々の受け入れが始まり、支援の輪が広がっております。一刻も早い平和と秩序、安全の回復を心より祈念する次第です。

結びに、議長として県議会が県政に対する積極的な政策立案・政策提言に取り組み、県民が安心して心豊かに暮らせる郷土となるよう全力を傾注してまいる所存ですので、県民の皆さんのご理解とご協力を心からお願い申し上げます。

副議長就任のあいさつ

令和4年第2回定例会開会日の6月14日に副議長選挙が行われ、古手川正治副議長が選任されました。

第102代副議長  古手川 正治

写真(古手川副議長) この度、大分県議会副議長に就任いたしました津久見市選出の古手川正治です。副議長という大役を仰せつかりこの上ない光栄でありますとともに、その重責に身の引き締まる思いです。

 2020年に国内で感染が確認された新型コロナウイルス感染症は世界的なパンデミックをもたらし続けています。また今年2月に始まったロシアのウクライナ侵攻により、地政学的リスクが高まるなど、世の中が大きな転換期にあります。

 ウィズコロナを見据えた感染症対策と社会経済再活性化、急激な円安などによる燃料や食糧等の価格高騰、また、少子高齢化・人口減少対策、災害に強い県土づくりなど多くの課題があります。

 二元代表制の一翼を担う県議会は、アンテナを高くして国内外・県内外・地域の動向や住民の皆さんのご意見とその中にある思いをすくい取り、よりよい県政の実現に向けて県執行部と切磋琢磨することが期待されています。議長の補佐役として、県議会の政策提言、広報活動、デジタル化などに力を入れて議会のさらなる活性化に力を入れてまいります。

 終わりに、皆さんのご指導、ご協力を心からお願い申し上げて、就任のあいさつとさせていただきます。

 どうぞよろしくお願いいたします。