ページの先頭です。 メニューを飛ばして本文へ

株式会社ジョイフル

印刷用ページを表示する掲載日:2019年2月19日更新

女性目線の新店舗OPEN

株式会社ジョイフル

大分の人に「レストランといえば…」と尋ねれば、きっと間髪入れずに「ジョイフル」という言葉が返ってきます。大分県民なら、だれでも一度は訪れたことがあるといっても過言ではないファミリーレストラン。そこで、テンポよくオーダーを取りスピーディーに食事を運ぶ女性クルー(※パート・アルバイト社員のこと)の姿もまた同店舗の「顔」。行きつけの店舗に顔なじみのクルーがいる、友達がクルーとして働いている、という人もいるでしょう。そんなファミリーレストラン業態とは一線異なるジョイフルのカフェ業態一号店「並木街珈琲(なみきのまちこーひー)」が2018年7月、大分市にオープンしました。ワンランク上のメニューや価格帯、サービスの提供…これまでのファミリーレストラン業から抜け出して、新たな業態を創り出そうとした時、同社が注目したのは“女性目線”でした。

わくわくさせるメニューに魅力を感じて

木本さん画像学生当時には、飲食業界で働くことを全く想像していなかったという、愛媛県出身の木本里香(きもとりか)さん。ジョイフルに入社したきっかけは、初めて店舗を訪れた時の衝撃が忘れられなかったから。「(大分県出身の友達に)連れて行かれなかったら、(勤めて)なかったですね。」と、学生時代を振り返ります。「メニューの種類がとてつもなく多いんです。おつまみやデザートの種類と売価もとても安くて。本当にメニューを見てわくわくするな、と。」。カフェでアルバイトをしていた木本さんは、レストランメニューの単価がファーストサービスとあまり変わらない値段だということに、とにかく驚いて興味を抱いたのだそう。

同社が、中国地方に向けて新店出店を強化しはじめた時を同じくして、木本さんは導かれるように同社の入社説明を受けました。そして見事に採用。以来13年間もの間、同社社員として働いています。

結婚のタイミングで大分に引っ越し

四国のジョイフルで新卒採用された木本さんは、ほどなく、同社で働く男性社員と結婚し、妊娠・出産をします。男性色が強い職場の中で、その当時の上司が「今後もっと先を見据えたときに、女性も働き続けなきゃならないだろうから…。」と、一旦休職した後に復職することを勧めてくれたといいます。女性の働き方に向き合ってくれる、上司の先見の明によるアドバイスを受けて、木本さんは同社に籍を残して、育児休業を取得することにしました。

とはいえ、出産後は保育園への送り迎えと、社員勤務のシフトといった問題が立ちはだかります。そこで上司が、「二人で働くのが大変で悩むくらいなら、ご主人の実家がある大分に」と、夫婦を大分に異動できるように人事と掛け合ってくれたのだそう。異動後は、シフトの時間帯も配慮をしてもらい、「社内制度」と「周りの人の協力」を得られたことで、夫婦で働き続けることができた、と木本さんは語っていました。

店長キャリアを糧に新境地へ

並木街珈琲店舗画像木本さんはエリアマネージャーでありながら、7月にオープンした同社の新業態であるカフェ「並木街珈琲」の店長というポジションを担っています。同社でも「兼務」は珍しいとのこと。ジョイフル一号店の萩原店店長として働いていた木本さんは、新しい業態の一号店店長となることに「素直に光栄だなと思っています」と喜びを隠せません。

社内でも、「これまでの通常業態よりも大変だろうが、社長の『肝入り』による人事だし、木本さんだったら多くの提案や改善をしてくれるだろう。」と期待が高まっています。

「働きやすさ」から「働く意欲」に繋げたい

店内ミーティング画像新店店長としての任務をスタートした木本さんにとって、共に働くクルーの存在はとても重要。「女性クルー」のマンパワーに注目する木本さんは、女性の働きやすさこそがクルーに長く働いてもらうための要件だと捉えているようです。

ジョイフルでは、1万7000人にも及ぶ同社クルーのうち、実に7割以上が女性!「店舗は女性クルーがいないと回りませんから!」と木本さんはしみじみと語ります。ジョイフルでは、クルーは無期雇用契約なので契約が打ち切られるということは基本的にないとのこと。店舗で働く時間や曜日はシフト制でなるべく希望に沿えるよう調整されるそうです。これから働き始めようかな…と考えている女性にとって、うれしい好条件が揃っていますね。

女性目線とクオリティの探求で新業態を成功させたい

珈琲ドリップ画像「並木街珈琲」が、これまでのファミリーレストラン業態と異なる点、それはワンランク上の満足度を提供すること。「料理や接客に関しては少しの手間や時間を惜しまず、お客様に(対して)ていねいに向き合っています。お客さまには会話とお料理を存分に楽しんでいただけるような空間作りを心がけています。」と木本さん。並木街珈琲では、オーダーを受けてから、パンケーキのメレンゲを立て、コーヒー豆を挽くという注文一つ一つの「食」に手を掛ける一方で、過ごす「時間」を上質に演出するために、内外装や家具にもこだわったといいます。

店舗の立地や建物の開発を担う店舗開発部は高いスキルが必要な業務で、現在は男性社員が多いため男性目線になりがちなので、女性としての『自分』がしっかりあって、女性のお客様に受け入れられるためにはどうしたら良いかを考える木本さんのような人材が、重要な役割を果たすそうです。新業態の成功は、“女性目線”とそして“人材”がポイントだったんですね。

 

クルーに指示を出す木本さん画像

働き続けるだけではなく、社員を大切にし、伸ばし育てるための制度と体制が整った同社。正に社名の通り『ジョイフル(楽しさいっぱい)』を、働くことで見出せるような気分になりました。「しっかり働く=男性」というイメージからシフトし、店舗運営だけでなく、新業態開発と維持発展に女性の力が欠かせない!という同社の雰囲気が感じられるインタビューでした。

会社概要

企業名株式会社 ジョイフル
事業内容ファミリーレストラン「ジョイフル」のチェーン展開
設立1976年(昭和51年) 5月20日
所在地 〒870-0141
大分市三川新町一丁目1番45号
TEL 097-551-7131
代表取締役社長代表取締役社長 穴見 くるみ
URLhttps://www.joyfull.co.jp/

※ 2018年6月末現在


大分ラグビー情報についてはここをクリックしてください