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多彩な人材が、まちを強くする

道路、河川、上下水道など、日常に欠かすことのできない社会インフラに関する業務を担う『西日本コンサルタント株式会社』は、「想いを未来(カタチ)へ」という合言葉の実現に向けて、まちの今と未来を支えている地域密着企業です。ふだん何気なく目にしている風景の中にも、同社の技術力が使われているかもしれません。
若手からベテランまで多彩な人材が在籍し、一人ひとりが地域貢献、社会貢献に直結する仕事に誇りを持って業務に励んでいます。働きやすい環境づくりを実現すべく、「健康経営事業所認定」「くるみん認定」の取得や、「おおいた子育て応援団」の認証を取得。さらに「女性活躍推進宣言」によって、性別にかかわらず働きやすい環境の整備に取り組み、女性技術者の増加にもつながっています。
福岡県出身で、現在設計部第一課に所属する園田萌絵さん。熊本の大学に進学して土木に関する知識を深め、『西日本コンサルタント株式会社』に入社しました。
土木のジャンルの中でも“防災”に強い関心を持っていたそうですが、そのきっかけは、2011年に起きた東日本大震災でした。当時高校生だった園田さんは、修学旅行で被災地を訪れたそうで、「実際の現場を目の当たりにして衝撃を受けました」と振り返ります。その後、2016年4月に熊本地震を経験。「大学に入学してまだ2週間くらいのタイミングでした。被害はありませんでしたが、慣れない土地で不安ばかりでしたし、学校も1ヵ月ほど休講になりました。同郷の先輩や同級生に助けてもらいながら、なんとか耐えた感じです」。災害を目の当たりにする二度の経験によって防災に対する意識が一層高まったそうで、同社への入社も、防災の分野に携われるというのが理由のひとつだったといいます。

技術者として入社以来、さまざまな現場で経験を重ねている園田さん。希望だった防災の分野では、砂防ダムや海岸、河川護岸など、人々の安心・安全な暮らしに直結する構造物の設計や計画に携わっています。「女性だから不利を感じるということは全くありません」と、現場の第一線で活躍しています。プライベートでは昨年結婚し、夫と支え合いながら家庭との両立を実践しているそうで、「私の仕事の多忙さをよく理解してくれていて、協力しながらがんばっています」といいます。これからさまざまなライフイベントを経験することになるかもしれませんが、「将来子どもが生まれてもキャリアを続けられる環境だから安心です」と、家庭や子育てと仕事を両立している先輩たちの存在が指針となっているようで、ロールモデルが実際にいることも入社の決め手になったそうです。
職場の人間関係も非常に良好で、社員同士のつながりを育む社内行事や、野球やボウリングなどの部活動も活発です。「普段の業務では関わることが少ない他部署の人たちとも、行事や部活動を通じて交流が深められます」と楽しそうに話す園田さんの様子からも、チームワークの高さがうかがえます。昨年主任になった園田さん。後輩も増えてきた今、「これまでは目の前の仕事に一生懸命でしたが、これからはチーム全体の状況を考慮しながら仕事を進めることを意識していきたいです」と、目標を語ってくれました。
園田さんの上司で、入社時から成長を見守ってきた設計部第一課課長補佐の工藤翔太さん。「仕事の要領を得るのが上手だなと感心することが多いです。コミュニケーション能力も高く、職場の雰囲気を明るくしてくれる存在でもあります」と園田さんを評価しています。
現在、工藤さんと園田さんが所属する設計部の技術系総合職は全体で43人、そのうち女性は7人と割合こそ少ないものの、性別に関係なく働きやすい環境づくりはすでに進められています。会社では、女性トイレの個数を増やしてキレイにリフォーム。現場では大きな荷物を抱えて行う業務はほとんどなく、IT導入によって効率化も図られています。DXの推進も積極的に進められていて、若手を中心に構成されたチームによって新技術の収集や実験を行いながら、その情報を水平展開。若手が率先してベテランへと知識を広げていく構図は、社内コミュニケーションの活性化にもつながっています。

まちづくりを担うこの仕事に求められるのは、高い技術と豊富な知識。優れた人材を育成するために工藤さんが意識しているのは「お客様や地域の方のニーズを把握し、それを反映させた技術を提案できるか」がいかに重要かを指導すること。これによって、早い段階から「顧客や地域のために」という意識を醸成させたいと考えているそうです。時代の流れとともに求められるニーズの幅も広がっているため、社員一人ひとりが研鑽を重ね、常にスキルアップが必要とされます。研修や資格取得に関する会社からのサポートはもちろんですが、先輩や上司の立場である社員には若手の成長を後押ししようという意識が根づいているので、若手からは「気軽に相談しやすい」という声も多く、日々の業務で成長を実感できる環境のようです。
産休・育休の取得や、復帰後の時短勤務も積極的に推進。女性のみならず男性の育休を推進する「産後パパ育休」制度も利用者が増えています。他にも、毎週水曜日のノー残業デーや、年間有給休暇取得計画によって確実に休暇を取得できる仕組みづくりなど、ワークライフバランス実現に向けて会社を挙げて取り組んでいます。「社員を支える家族に対する感謝も大切にしています」と工藤さんが話すように、子育て世帯への「子ども手当」や、全社員を対象とした「親孝行手当」の支給、5年に一度の記念旅行には家族の参加を可能にするなど、独自の制度によって、社員を支える家族への感謝をカタチにしています。
| 企業名 | 西日本コンサルタント株式会社 |
|---|---|
| 事業内容 | 建設コンサルタント |
| 設 立 | 1961年2月6日 |
| 所在地 | 〒870-0852 大分市田中町一丁目1番8号 |
| TEL | 097-543-1818 |
| URL | https://www.nishicon.co.jp/ |
※ 2026年1月現在