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お薦め図書コーナー 心ひらいて とよの国の食彩

印刷ページの表示 ページ番号:0000264667 更新日:2012年11月21日更新

お薦め図書コーナー ~ようこそ絵本の世界へ~

〈てぶくろ-ウクライナ民話〉 

エウゲーニー・M・ラチョフ 絵 うちだりさこ 訳
福音館書店 1965年 1,050円

 おじいさんが森で落としたてぶくろに、ねずみが入り、かえるが入り、うさぎ、きつね、おおかみ、いのしし、くままで入ってしまい・・・。雪の中の、暖かそうなてぶくろに入っていく動物たちの様子が、民族色豊かに描かれています。どんどん大きくなる動物と、「だれ、てぶくろにすんでいるのは?」と動物たちがくり返す問答のおもしろさ。典型的な昔話の楽しさを満喫できる絵本です。

 〔大分県立図書館推薦図書リスト ようこそ!絵本の世界へ]より

てぶくろ


心ひらいて 見えるもの、見えないもの  

 私たちの社会には、顔や身体にアザやキズ、ヤケドの跡がある方、サリドマイド被害により腕が短く生まれた方がいます。また、生まれつき顔の骨が不完全なトリーチャー・コリンズ症候群の方、生まれつき色素が少ないかまたは無いため肌は白く目の色は薄く、髪は金色や銀色のアルビノの方も暮らしています。彼ら彼女らは、見えるもの(見た目)が原因で、避けられて孤立する、結婚や就職で差別される、といった経験をしています。

 そして、見えないものでは、たとえばハリウッドの俳優トム・クルーズがそうであると公表したことで広く知られるようになったディスレクシア。文字の読み書きに困難を生じる学習障がいで、文字や線が波打って見えたり、反転したりゆがんだりして見える、といった症状があります。でも、読み書き以外の能力は他の人たちと何ら変わらないため、「怠けている」「ふざけている」と誤解され、教師に叱られた、イジメの対象になった、という経験をした方も多いようです。

 見えるもの、あるいは見えないものが原因で自分を否定されるような苦しい経験をしている人たちが数多くいます。人は自分が感心のあることや気になっている部分しか見えないものです。「見えるものだけで判断しない」、「見えないものもある」ことを心に刻み、ありのままの自分で安心していられる社会にしたいですね。 

こころちゃん画像


とよの国の食彩 エソめし

 エソめし      

 杵築市で古くから親しまれてきた郷土料理「エソめし」。今回は、「きつき漁菜館」の真鍋 ハマ子さんに作り方を教えていただきました。すり身にして使われることが多い白身魚「エソ」は、小骨が多いので丁寧に骨切りをすることがポイント。シンプルな味付けがエソの旨みを引き立てて、ふっくらご飯と相性抜群です。エソがおいしくなるこの季節に、ぜひご家庭でもお試しください。

 

材料 4人分

米・・・5合、ゴボウ・・・1/2本、エソ・・・1匹、ニンジン・・・少々、しょう油・・・100cc

調理方法

1.3枚おろしにしたエソを包丁で細かく骨切りし、食べやすい大きさに切る。

2.ゴボウはささがき、ニンジンは小口切りにする。

3.1と2、しょう油を入れて米を炊く。

4.炊きあがって混ぜたらできあがり。 

取材協力 

きつき漁菜館

【食堂部門】 営業時間 午前11時~午後5時 電話 0978-62-2263 

定休日 火曜日 住所 杵築市守江4780-86