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お薦め図書コーナー 心ひらいて とよの国の食彩

印刷ページの表示 ページ番号:0000267747 更新日:2013年1月30日更新

お薦め図書コーナー ~ようこそ絵本の世界へ~

〈ぽとんぽとんはなんのおと〉

神沢利子 作
平山英三 絵

福音館書店 1985年 840円

 冬ごもりの穴の中、くまの母さんがふたごのぼうやをうみました。ぼうやは、外から聞こえる音を母さんに尋ねます。「かーんかーんってなんのおと?」「ぽとんぽとんってなんのおと?」そのたびに、母さんは丁寧に説明してやります。冬から春へ移り変わる様子がくまの親子の問答からうかがえ、春を迎える喜びにあふれています。美しい自然とあたたかいくまの親子の様子が淡い水彩画で表現されています。

 〔大分県立図書館推薦図書リスト ようこそ!絵本の世界へ]より

絵本


心ひらいて 「無知・無関心」の無をなくす

 同和地区の出身者であることを理由に、結婚や就職において不利な扱いを受けたり、差別的言動を受けるなど、全ての国民に保障されているはずの基本的人権が守られていないのが「同和問題」です。

 「同和問題」は、日本の古い歴史の中で作られた差別意識が形を変え、現代社会に依然として残されている重要でかつ現実の問題です。

 同和地区出身者の講演で、いまだに差別の無くならない理由の1番は同和・部落は怖いといった間違ったイメージを皆が持っていることであり、それがすごく辛いと聞きました。

 この悪いイメージはステレオタイプ(固定観念)や偏見から生まれるものです。何かトラブルがあると、そこに住む全ての人が怖いと思い込む意識が、このような偏見を生み出しているように思えます。

 ただ単に、その地域に生まれただけ、その地域に住んだだけで、あそこは怖いとかむずかしいといった、いわれのないレッテルを貼られ、差別を受ける。日常生活で辛い目に遭う。いつまでも、こんな理不尽な差別が残って良いわけがありません。

 正しい知識を持たないままで、風評やマイナスイメージに接した時、それを簡単に受け入れてしまい、さらに広めてしまいます。知らない、また、自分には関係ない、といった無知・無関心は差別を助長しかねません。

 まず、同和問題に対して関心を持ち、正しい知識を身につけると同時に、差別を受けている側の立場に立って、どうすれば差別が解消するのかを一人ひとりが考え、行動することが大切だと思います。

 

こころちゃん画像


とよの国の食彩 芋ケーキ

 芋ケーキ      

 豊後大野市は、サツマイモの一大産地です。その中で、しっとりクリーミィな食感がおいしいと特に人気を博しているのが高糖度かんしょ(※)「甘太くん」です。
 今回は、「いもの力屋」の 甲斐田 八夜子さんに甘太くんを使った「芋ケーキ」の作り方を教えていただきました。ポイントは、サイコロ切りにした甘太くんをたっぷり入れることだそうです。芋本来の甘い香りが口の中に広がって、どこか懐かしい味わいに気持ちがほっこり落ち着きます。

 3時のおやつにぴったりな一品、ぜひご家庭でもお試しください。

※かんしょとはサツマイモのこと

 

 

材料 縦8cm×横18×高さ6cmのバウンド型1本分

薄力粉・・・150g、ベーキングパウダー・・・小さじ2/3、無塩バター・・・100g、砂糖・・・90g、塩・・・1つまみ、卵・・・2個、牛乳・・・大さじ1、高糖度かんしょ甘太くん・・・100g

調理方法

1.室温に戻した無塩バターは湯せんで溶かし、卵は割りほぐす。

2.薄力粉とベーキングパウダーを一緒にふるいにかけ、塩と砂糖を加えて混ぜる。

3.2に1を入れて、なめらかになるまでよく混ぜる。

4.3に1cm角にサイコロ切りした甘太くんを入れ、サックリと混ぜて型に流し込む。

5.予熱をした170℃のオーブンで30~40分焼き上げればできあがり。

 

取材協力 

【いもの力屋】 

営業時間 午前時9~午後6時 電話 0974-22-0168 

定休日 水曜日 住所 豊後大野市三重町芦刈38番地1