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クリスマスまであと九日 ―セシのポサダの日― マリー・ホール・エッツ&アウロラ・ラバスティダ 作 マリー・ホール・エッツ 画 たなべ いすず 訳 冨山房 1974年 1,400円
もうすぐクリスマス。メキシコに住む小さな女の子セシは、今年はじめて、自分のためにポサダをしてもらうことになり、大喜び。メキシコでは、クリスマス前の9日間、ポサダというパーティが開かれます。ポサダの1番の楽しみは、何といってもピニャータ割り。中にはお菓子や果物などがいっぱい詰まっています。セシもどんなピニャータにしようかと、胸をときめかせます。 メキシコ独特のクリスマスの様子が、いきいきと描かれている絵本です。 【大分県立図書館推薦図書リスト2(小学校1・2年生向け)「ひろげよう!本の世界」より】
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私たちの周りにはいろんな人たちがいて、共にこの世界で生きています。それはまるで、いろんな色が隣り合う虹のようです。虹は、いろんな色があるから美しいのであって、1色や2色しかなかったら、寂しいでしょう? 虹は性的少数者(セクシュアル・マイノリティ)のシンボルとしてよく使われます。性的少数者とは、同性に恋愛する人(同性愛者)、異性・同性どちらにも恋愛する人(両性愛者)、心の性と身体の性に違和を感じている人(性同一性障がい者)などのことです。2012年のアンケート調査1)では、自分が性的少数者だと答えた人が5.2%いました。この結果によれば、性的少数者は20人に1人の割合でいることになります。 性的少数者の人たちが置かれている状況を知るデータがあります。岡山大学病院を受診した性同一性障がい者のうち、59%が自殺を考えたことがあり、28%が自傷・自殺未遂を、29%が不登校を経験しています。そして、自殺を考える時期で最も多いのは、第2次性徴による身体の変化、自分が思う性とは反対の制服、恋愛といった問題が重なる中学時代で、2番目に多いのは社会へ出る前後です。2) 性的少数者の人たちも自分らしく活き活きと成長し、暮らしていけるようにするために、学校で、職場で、地域で、何をすればいいのでしょう?一緒に考えませんか?多様性に満ちた虹のようなこの世界で。 1)電通「電通総研LGBT調査」2012年7月 2)中塚幹也「自殺総合対策大綱改正に向けての要望書」2011年9月
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![]() | 郷土料理「にわとり汁」のレシピを玖珠町食生活改善推進協議会会長の中山キミ子さんに教えていただきました。 お正月やお祭りなど人が集まるときにこしらえるそうで、昔は家で飼っている鶏と家にある野菜でつくる最高のおもてなし料理でした。「筑前煮」に似ていますが、素材の旨みが凝縮した汁がたっぷり入っているのが特徴です。 どこか懐かしい香りとやさしい味付けに心も体もホッとします。 |
鶏肉…150g、ごぼう…1本、人参…小1本、いんげん…4本、里いも…4個、たけのこ…100g、れんこん…100g、こんにゃく …80g
生姜…1かけ、だし汁(いりこだし)…600cc、砂糖…大さじ1、みりん…大さじ1/2、酒…大さじ2、しょうゆ…大さじ2
(1)鶏肉を2cm角に切る。ごぼうは乱切りにして、水にさらしてアクをとる。人参・里いも・たけのこ・れんこんを乱切り、こんにゃくは短冊切り、いんげんは2cm長さに切る。生姜はみじん切りにする。
(2)鍋に油を熱し、生姜と鶏肉を炒める。鶏肉の色が変わったら、ごぼう・人参・こんにゃく・たけのこ・れんこんを加えて炒める。
(3)だし汁を加え、里いもを入れて、アクを丁寧にとる。具材がやわらかくなったら、いんげんを加え、調味料で味を調えれば出来上がり。
玖珠町食生活改善推進協議会
お問い合わせ:玖珠町役場 福祉保健課 ☎0973-72-1115