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黄色ブドウ球菌について

印刷ページの表示 ページ番号:0002290675 更新日:2026年4月1日更新

どんなところにいる細菌なの?

 黄色ブドウ球菌は細菌です。
人や動物の傷口(特に化膿しているもの)をはじめ、手・指・鼻・耳・のど・皮膚などに広く生息している常在菌です。

人の皮膚などの常在している黄色ブドウ球菌のイラストです。

特徴は?

  1. ブドウの房のような見た目
     直径1マイクロメートル(0.001ミリメートル)の球形をしており、いくつかの菌が集まってブドウの房のような見た目をしています。
    電子顕微鏡による黄色ブドウ球菌の写真です。

  2. 温度変化や食塩に強い
    5~47.8℃の温度範囲で増殖できます。また、食塩の濃度が比較的高い条件下(10%)でも増殖できます。

  3. 毒素型の食中毒菌
     増殖するときに「エンテロトキシン」という毒素を作ります。
    黄色ブドウ球菌自体は62℃30分の加熱で死滅しますが、エンテロトキシンは加熱しても分解されず、これが食中毒の原因となります。

なぜ食中毒が起きる?

 素手で調理をすると、手にいる黄色ブドウ球菌が食品に付着します。黄色ブドウ球菌の増殖スピードは速く、常温で放置するとあっという間に増殖します。黄色ブドウ球菌が増殖するときに、エンテロトキシン(毒素)をつくりだします。
 エンテロトキシン(毒素)は加熱に強く、胃酸で分解することができません。黄色ブドウ球菌が増殖した食べ物を食べると、エンテロトキシン(毒素)が胃や小腸から吸収されて、食中毒になります。

どんな食品が原因になる?

  • おにぎり
  • いなりずし、巻きずし
  • 調理パン

黄色ブドウ球菌の原因となる食品を図示したものです。

症状は?

潜伏期間

 おおむね、30分から6時間(平均3時間)と言われています。

主症状

  • 強い吐き気
  • 嘔吐
  • 腹痛

黄色ブドウ球菌の主症状をイラストにしたものです。

予防のポイント

  1. 手をよく洗い、消毒を十分に行いましょう。
    (つけない:黄色ブドウ球菌が食品につかないようにする)
     
  2. 特に、手や指に切り傷や化膿した傷がある方は、食品に触れたり調理をしたりしないようにしましょう。
    (つけない:黄色ブドウ球菌が食品につかないようにする)
     
  3. おにぎりなどを作るときは、ラップや調理用手袋を使いましょう。
    (つけない:黄色ブドウ球菌が食品につかないようにす。)
     
  4. 調理後の食品は10℃以下で冷蔵保存し、なるべく早く食べましょう。
    (増やさない:黄色ブドウ球菌の増殖を防ぐ)

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