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黄色ブドウ球菌は細菌です。
人や動物の傷口(特に化膿しているもの)をはじめ、手・指・鼻・耳・のど・皮膚などに広く生息している常在菌です。

ブドウの房のような見た目
直径1マイクロメートル(0.001ミリメートル)の球形をしており、いくつかの菌が集まってブドウの房のような見た目をしています。
温度変化や食塩に強い
5~47.8℃の温度範囲で増殖できます。また、食塩の濃度が比較的高い条件下(10%)でも増殖できます。
毒素型の食中毒菌
増殖するときに「エンテロトキシン」という毒素を作ります。
黄色ブドウ球菌自体は62℃30分の加熱で死滅しますが、エンテロトキシンは加熱しても分解されず、これが食中毒の原因となります。
素手で調理をすると、手にいる黄色ブドウ球菌が食品に付着します。黄色ブドウ球菌の増殖スピードは速く、常温で放置するとあっという間に増殖します。黄色ブドウ球菌が増殖するときに、エンテロトキシン(毒素)をつくりだします。
エンテロトキシン(毒素)は加熱に強く、胃酸で分解することができません。黄色ブドウ球菌が増殖した食べ物を食べると、エンテロトキシン(毒素)が胃や小腸から吸収されて、食中毒になります。

おおむね、30分から6時間(平均3時間)と言われています。
