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ウエルシュ菌について

印刷ページの表示 ページ番号:0002290524 更新日:2026年4月1日更新

どんなところにいる細菌なの?

 ウエルシュ菌は細菌です。
人や動物の腸管、土壌、水中など自然界に広く分布しています。
健康な人の便からも検出されます。

ウェルシュ菌のイメージです。

特徴は?

  1. 嫌気性菌
     酸素を嫌います。

  2. 「芽胞(がほう)」をつくる
     熱に強い「芽胞(がほう)」を作るため、高温に耐えて生き残ります。
     
  3. 毒素型の食中毒菌
     「芽胞(がほう)」を作るときに「エンテロトキシン」という毒素を作ります。
    エンテロトキシンは加熱しても分解されず、これが食中毒の原因となります。

なぜ食中毒が起きる?

 食品を大きな鍋などで大量に加熱調理すると、熱に弱い細菌は死滅しますが、ウエルシュ菌の芽胞は生き残ります。
このとき、食品の中心部は酸素がない状態になり、酸素の嫌いなウエルシュ菌にとって好ましい状態になります。
 調理後の食品を、室温でゆっくり冷やしていくと、発芽して急速に増え始めます。
ウェルシュ菌が大量に増殖した食べ物を食べると、小腸内でさらに増殖して、ウェルシュ菌が出すエンテロトキシン(毒素)により食中毒になります。

ウェルシュ菌により食中毒が発生するイメージ図です。

どんな食品が原因になる?

 肉類、魚介類、野菜を使用した煮込み料理(カレー、シチュー、スープ)など
給食など、大量の食事を調理する施設で発生することが多いようです。

カレーやシチューのイラストです。

症状は?

潜伏期間

 おおむね、6時間から18時間(平均10時間)と言われています。

主症状

  • 腹痛
  • 下痢
  • 下腹部の張り

ウェルシュ菌の主症状をイラストにしたものです。

予防のポイント

  1. 加熱調理したものは、なるべく早く食べる。
    (増やさない:ウエルシュ菌が増殖する隙を与えない。)
     
  2. 大きな鍋などを使って大量に加熱調理する場合、なるべくかきまぜて、鍋の中に空気を入れる。
    (増やさない:酸素を嫌うウエルシュ菌が繁殖しにくい状況をつくる!)
     
  3. カレーやシチューなどを保管するときは、底の浅い容器に小分けして、20℃以下に急冷する。
    (増やさない:ウエルシュ菌が繁殖しやすい温度帯である30℃から47℃の時間を極力短くする!)

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